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中学受験の勉強法※この手法で独学で難関校に合格しました。

 2016/11/14 中学受験 入試対策 家庭教師 この記事は約 11 分で読めます。 12,922 Views
中学受験勉強法

中学受験にチャレンジしようと思った時、多くの家庭では学習塾を利用する事になるかとは思いますが、地理的な問題や家庭の問題で学習塾を利用できない家庭も少なからず存在するでしょう。

そこでこの記事では、そういった事情のあるご家庭の保護者に向けて、“学習塾を利用せずに難関私立中学校に合格するための方法”について紹介しようと思います。

私自身もかつて、学習塾を(ほぼ)使わずに、大阪星光学院中学と智辯和歌山中学校に合格しています。どちらの学校も、毎年東大、京大、国公立医学部に多くの合格者を輩出する関西の人気校です。関西圏にお住まいでない方は両校の偏差値をご存知ないかと思いますので、両校のレベル把握のために2016年度の大学合格実績を掲載したこちらの記事などを参考にして下さい。

また、学習塾を「ほぼ使わずに」と書いたのには理由がありますので、それも後ほど詳しくご紹介します。

塾を使わずに独学で難関私立中学に合格するために必要なもの

まず、塾を使わずに難関私立中学校に合格する事を考えると、やはり塾に通う子供達の方が有利なのは間違いありません。偏差値の高い難関校を受ける家庭ほどそれは言えますし、できるのであれば進学塾を利用した方が良いでしょう。

もちろんその理由は中学受験の勉強法に長けた進学塾の先生から、直接指導を受けられるからです。

しかし、それで終わってしまっては元も子もありませんから、ここでは学習塾を利用せずに家庭学習だけで難関私立中学校に合格するための方法をご紹介しようと思います。

では、そのためにも過去の私の個人的な体験談をお伝えしましょう。恐らくこれが中学受験における家庭での勉強法のモデルケースです。

私の場合、少し事情が特殊でした。

父親が中学受験専門の学習塾を経営している関係上、また父親の塾は自宅から車で1時間の距離にあった事から、私は小学校5年生までは進学塾にほとんど通っていませんでした。小学校5年生までで進学塾を利用したのは、年に4~5回ほど開催された「学力判定テスト」を受けに行く時だけです。

母と一緒に電車に乗って約1時間かけて進学塾まで行き、私はテストを受けて母はその間は買い物をし、帰りには母と2人で駅前のロッテリアでポテトとテリヤキバーガーを食べて帰るというのが毎回の楽しみでした♪(母はいつもアップルパイと珈琲を頼んでいました笑)

あ、あとは夏休みの合宿だけは小学校4年生、5年生でも利用させて貰いました。これは本当に楽しくて、記憶に残る私のかけがえのない一生の財産になりました。(実は合宿に行く前は嫌がっていたんですけどね…)夏の合宿の体験談に関してはこちらの記事で紹介しています。

小学校6年生になっても、相変わらず平日は進学塾は利用していませんでした。学校から帰ってきたら、自宅の机で夕飯まで1人で家庭学習をするというスタイルでしたね。

今考えたら、11歳とか12歳の年頃でよく真面目に机に向かって勉強していたものだ…と感心します(笑)

たださずがに6年生にもなると入試本番も迫ってきているという事で、日曜日だけは塾に行って毎週の学習の進捗をはかるテストだけは受けるようになり、テストの解説と翌週ぶんの授業を受けて帰るという感じで中学受験にのぞんでいたのです。

テスト解説では時折、父も登場しました(笑)他の生徒達と一緒に自分の父の授業を受けるというのは、小学生にしてもなかなか違和感があったのを今でも覚えています(笑)余談ですが、そういう事もあってか例えば父親が監督を務めるプロ野球チームで選手としてプレイする人の気持ちが結構分かる気がします…

でもこれも、毎週の学習ペースを作るための“テストを受けに行く”というのがメインの目的で、決して授業を受けるために行っていたというわけではありませんでした。

要するに、私は授業を受けたり質問をするために学習塾を利用していたというわけではなく、4~6年生の3年間を通じてまともに学習塾は利用しておらず、完全に家庭学習が中心の中学受験だったと言えるのです。

ですから、これから家庭学習を中心に中学受験にチャレンジしようとお考えの方にとっては、参考になる情報をご提供できると思っています。

中学受験専門塾を経営する父親の、家庭での別名は『計画大臣』

先程もお伝えした通り、私の父は中学受験専門の学習塾を経営しています。私が幼い頃は小学生だけが対象だったのですが、今は「お受験」対策の重要が出てきた事から、それもやっているそうですけどね。

「でもお父さんが進学塾の先生なら、勉強も教えて貰えるのでは??」

と思った方も多いでしょう。

もちろん多少は勉強を教えて貰った事もありますが、父はいつも仕事から帰ってくるのが夜の8~10時などと遅かったので、もうその時間帯には小学生の私は既に就寝モードに入っている事の方が多かったのです。

それに父に質問をしても「こんな問題も解けないのか!!」と怒られる事が多かったので(笑)、怒られる事を避けるためにあえて勉強の質問はしなかった記憶の方が強いです。

ですから、父が中学受験の学習塾を経営しているからと言って、他の家庭学習中心の方と私の状況が異なっていたという事は決してありません。

基本的には自分1人で勉強していましたし、母親が勉強を見てくれたのも小学校5年生くらいまででしたし、難関校の問題は小学生の問題とはいえ大人でも解くのが難しかったりしますから、算数などに関しては小学校5年生になる前に母親の手に負える範疇を超えていました。

ですから、基本的には私は学校から帰ったらいつも1人で家庭学習をしていたのです。もちろん家庭教師なんて雇っていません。

母親の役割と言えば、私が居眠りをしていないか、大好きだった宗田理の小説をこっそり読んだりして遊んでいないか、時折勉強部屋をチェックしに来るくらいでした(笑)

父が私に授けてくれた中学受験勉強『最強の武器』

父が私に勉強を教えない代わりに、私に授けてくれた最強の学習ツールがありました。

それが、学習計画表です。

父が作ってくれた学習計画表は、父の塾の試験で使用するA3の問題用紙を4枚くらいセロハンテープでくっつけられ、その真っ白な裏面に私の先の2か月ぶんの学習スケジュールが事細かく科目別に記されていました。

そして、私が小学校4年生にあがってから中学受験を終えるまでの3年間、それは私の部屋の壁に常に貼られている状態だったのです。

私はこの計画表のおかげで毎日の勉強を効率的に進める事ができましたし、これがあったからこそ難関私立中学校2校にも合格できたと本気で思っています。

父の作った余裕のある計画のおかげで、私は小学校6年生の夏休みも平気で4泊5日の家族旅行で遊びにもいけましたし、受験直前に無理をして暗記を詰め込んだような記憶もありません。比較的楽に、中学受験を終えられたという印象でした。

家族旅行の計画など父は計画を作るのが得意だったので、家庭内で父は『計画大臣』と呼ばれていました。計画大臣は、常に息子の1~2か月先の学習計画を入念に作り、それを徹底してこなしていくように息子に指示したものでした。

私はと言えば、その計画表に沿って毎日コツコツと勉強していっただけです。本当に、それだけです。

だから私も日々何を勉強するかを一切自分の頭で考える必要はなかったし、毎日学校から帰っておやつを食べたら、「父が計画表に書いてある事をこなしていけば良い」という考えで毎日勉強していました。

そうすれば、気がついた時には難関私立中学校に2校も合格する事ができていたのです♪

「あー社会の年号も覚えないといけないし~」「理解のあの定理も覚えないといけないし~」「算数の旅人算の演習もやらないといけないし~」など、小学生の子供が1人で学習計画を作るのなんてそもそも不可能です。

だから、それを親や家庭教師がやってあげないといけません。家庭学習で難関私立中学の受験にチャレンジするのであれば、親がやってあげないといけないのは合格力をつける計画作りに他ならないのです。

私が日々の家庭学習で利用していた学習教材も、塾に行かないと入手できないような教材ではありません。例えば算数などで言えば下記の有名な『力の5000題』などです。この問題集なんて、本当に私はボロボロになるまで使い込みましたからね!

今の時代はもう、どんな家庭でも良い教材や参考書は本屋やアマゾンで入手できますし、志望校の過去問数年分も簡単に入手できる時代です。進学塾に行って先生にコピーして貰う必要はないのです。

ですから、家庭学習で中学受験に合格できないという事はありませんし、問題なのは「どんな力をいつまでにつけないといけないのか?」という中学受験の勉強法なのです。

ですから、保護者や家庭教師がそこさえちゃんと把握できていれば、進学塾を利用せずとも難関校の合格は十分可能なのです。

どれくらいの学力が必要で、どんな問題が出るのかという事を把握するためには、やはり過去問演習が最適でしょう。どんな子供でもこれは問答無用で、早めの段階で、志望校の過去問演習には取り組まないといけません。ゴールから逆算して下さい。

家庭学習をしていて分からない問題はどうするのか!?

中学受験の勉強法で、家庭学習者が一番困るのが“分からない問題が出てきた時にどうするの?”という問題です。

まあ、確かにこの問題は家庭学習で中学受験に挑戦する場合は必ずぶつかる問題ですね。

ですが実は、これはそんなに重要な事ではないと私は思っています。

中学受験の勉強法や進め方には先生によって異なるかと思いますが、私の考えを言いましょう。

結局は進学塾で先生にいつでも自由に質問できる機会がある子供達は、たいして自分の頭で考えることなく、すぐに答えを求めようとする傾向にあります。これは長期的な視点で言えば必ずしも良い事だとも言えないのです。

どういう事かと言いますと、家庭学習で1人で答えが分からずに悶々とする状況は、子供にとってはじっくりと1つの問題を考える事になるので、実は良い事であったりするのです。

あとは、問題集や参考書には答えがついているので、たいていの場合は答えと解説を見る事で理解ができるものです。理解できない場合は、理解ができるまでいくらでも考えれば良いのです。その過程は決して無駄にはなりません。

そして、どうしても解説を読んでも理解できない場合は、1週間ぶんをまとめたりして私は父に質問をしていました。それでも、怒られるのがイヤだったので、なるべく質問をせずに自分の頭で必死に考えていたものです。

もう一度参考書を一から見直したり、類題を解いてみたり…色々やったように思います。そうした段階でもう一度問題を解いてみると、意外と正解に導けたり、解説の意味が分かったりしたものでした。分からない間はイライラするし、早く答えが知りたくて時間がもったいなくも感じるのですが、そのプロセスは絶対に無駄じゃないんです。

先生によっては「解法パターンを丸暗記しろ!」とか「答えを丸暗記しろ!」なんていう指導法をしている塾もあるようですが、答えや解法を丸暗記したところで本質的な理解ができていない事には意味がないと私は思っています。

ただ、子供によってはやはり「すぐに答えや解法を知りたがる子供」もいると思いますから、そういった際にはやはり正しい解説ができる家庭教師を雇っても良いと思います。分からない問題を集めておいて、週に1~2回家庭教師に質問をできる環境を用意してあげれば、子供達もスムーズに学習をしていく事ができると思います。

ただ、これはそんなに重要な事ではないのです。

分からない問題があっても良いから、とりあえず学習計画に沿って勉強を進めていってみて下さい。最重要な事は、合格力をつけられる学習計画を立て、それをきっちりと履行する事にあるのです。

中学受験の勉強とは不思議なもので、以前はよく分からなかった問題などでも、後になってみたら簡単に解けるようになっていたりするケースもあるのです。だから、多少のギモンが残ったままでもとりあえずその時は前に進んでいけばいいのです。

もちろん分からない問題をずっと放置する事はよくありませんから、やはり家庭学習をする場合でも週1で家庭教師を雇うなどして、子供の疑問を解消できる機会を作らないといけないとは思っています。

ただ家庭教師を利用する場合も、学習中に無駄に子供の横にべったりつけるなどではなく、必要最低限の時間ぶんだけ、つまり子供が疑問点を質問できるのに十分な時間だけ利用すれば良いと思っています。

合格するための秀逸な勉強計画さえあれば、子供はちゃんと合格できるようになるものです。

ただし家庭教師を利用する場合は、先生の学歴などで選ぶのではなく、中学受験の勉強法に長けた先生かどうか?という点を考慮して家庭教師を選ぶようにして下さい。親御さんや周りに子供の疑問点を解説できる人がいるのであれば、無理に家庭教師を利用する必要はありません。

中学受験の勉強法のカギは勉強計画にあります。塾を使おうが、家庭学習だろうが、関係ないのです。日本社会は右に倣えの文化が根強いですし、特に受験生を持つお母さんは自分の子供だけが学習塾に行っていないと不安になりがちです。

ですが、それは思い過ごしです。今は良いテキストや参考書もたくさん出ていますから、しっかりとした学習計画さえあれば、家庭学習とちょっとした家庭教師の手伝いがあれがお子さんは十分合格レベルには達します。ぜひ、お子さんを信じてあげて下さい。

毎年多くの生徒を志望校に合格させ、たくさんの紹介も貰い、『中学受験の神様』とまで一部の保護者から慕われる父も、学習計画の重要性を熟知していたからこそ、私の学習計画を作る事に関しては真剣だったというわけです。

学習計画を制する者が中学受験を制します。私の経験からも、自信を持ってそう言う事ができます。


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