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子供の才能を開花させるピグマリオン効果と中学受験勉強法

 2016/06/23 家庭環境 この記事は約 5 分で読めます。 848 Views
ピグマリオン効果

ピグマリオン効果、という用語をご存知でしょうか?

何となく聞いたことはあるという方でも、その意味についてちゃんと理解している大人は案外少ないものです。

ピグマリオン効果とは1964年にアメリカ合衆国の教育心理学者ロバート・ローゼンタール氏によって実験された教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって生徒の成績が向上するという実験結果の事です。

別名、教師期待効果や実験者の名前をとって「ローゼンタール効果」とも呼ばれています。

実験でロバート・ローゼンタール氏はある学校の生徒達に向けて知能テストを実施したのですが、その中から数人のリストを作成して、「この子供達はこの先数か月間で成績が伸びるという結果が出ました」というウソの報告結果を担任の先生に伝えます。

そして数か月後、ランダムに選んだだけの筈のそのリストの子供達が、それ以外の子供達と比べて成績が伸びていたという驚きの結果になったのです。

子供達をランダムに選んでリストを作成したわけですから、本来リストに挙がっている子供達が知能テストで良い結果が出たわけでも何でもないのです。

それにも関わらずリストに載っている生徒達の方が成績がアップしたのには理由があって、担任の先生が「この生徒はやれば成績が伸びる子なんだ」と信じて毎日接していった事に要因があったのです。

つまり、「この子はやればできる子」と信じてあげる事が重要だという事で、先生の内面の期待が普段生徒達と接する際のちょっとした言動の違いに出ていたというのもあると思いますし、先生の期待を感じ取ったリストの生徒達が、その期待に応えたいと、勉強を頑張ったというのもあるでしょう。

いずれにせよ、教育現場においてはピグマリオン効果の威力は絶大だという事ですね。

子供は親の態度や接し方をよく見ている

ピグマリオン効果は先生と生徒だけではなく、もちろん親と子供の間でも活用できます。

親が子供に期待してあげていれば子供もそれを敏感に感じ取り、親の期待に応えようとするものです。

「あんたはできない子ねえ・・・」「あなたはお兄ちゃんよりも頭が悪いね・・・」

もしもこんな風に親が子供に期待していなとそれは普段の態度や言動の節々に現れ、子供もそれを感じ取ってしまうのです。そして、どうせ親に期待されていないのだからと思い、成績も本当に伸びなくなってしまうのです。

ですから、子供の成績を伸ばしたいのであれば、ピグマリオン効果を常に意識しながら子供に接しないといけません。

私の中学受験時代も、親からの期待は感じ取っていました。母親は私の成績についてどうこういう事はありませんでしたが、その代わりに父親からは成績に関してかなりの期待をかけられていて、もはや期待を通り越してスパルタ教育になっていましたが、それでも素直な私はその期待に応えたいと思って一生懸命頑張ったものです(笑)。

周りを見渡しても難関中学校に合格するような頭の良い子供ほど、親のことをよく観察しているものですし、親の期待に応えたいという気持ちが強い傾向にあります。

親からの期待を感じている感情豊かで素直な子供は、「大好きなお母さん、お父さんが期待してくれているから、頑張ったら喜んで貰えるし褒めて貰えるからもっと頑張ろう!」という心理が働くのです。

そのためにも子供をしっかりと褒めてあげないといけません。

例えば算数のテストが65点だったとしても、前回の60点から65点に上がっていたのであれば、それは100点満点中65点しか取れなかったから叱ったりするのではなく、前回よりも5点上がったという 事実に着目して褒めてあげるようにしていきます。

子供の事を褒めてあげるための小さな目標や達成基準をたくさん設けておくほど褒める機会が作れますから、例えば次の算数の試験で5点伸ばす事を目標にしておくのです。

子供が少し頑張れば達成できるような小さな目標で構いません。

「学校から帰ったら一番に1時間だけ勉強ね」
「この計算問題で満点取れたら晩御飯にコロッケね」

こんな小さな目標でも良いので日頃から“目標を達成する事の重要性”を意識づけてあげる事で、勉強態度も変わってくるでしょうし、集中力のある本番に強い子供に育てる事ができます。

そして実際に5点成績をアップさせて大好きな親から褒めて貰えれば子供も嬉しいですし「あ、これでいいんだ!」と思って、次回の試験ではもっと成績を伸ばそうと俄然やる気を出してくれるものです。

ピグマリオン効果を意識してこうやって子供のやる気を引き出しながら勉強していけば、子供の成績は確実に上がっていきます。

成績の上がらない子供は、ほとんどの場合は家庭学習がちゃんとやれていないところに原因がありますから、親が子供に期待して、褒めてあげ、一緒になって取り組む環境を用意してあげれば、子供もちゃんと勉強して成績を伸ばしていく事ができるのです。

子供にとってベストな環境作りのために、ピグマリオン効果を意識するようにしましょう。

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