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首都圏私立中高一貫校の受験対策!4大中学受験塾の比較結果公開!

 2016/06/18 進学塾 この記事は約 9 分で読めます。 1,014 Views
sapix

中学受験の合否を分けるのは「塾選び」にかかっていると言っても過言ではないほど、どの塾に通うかという事がある意味子供の将来を決めてしまう1つの重要な要素になっています。

名前のある大手の進学塾ほど良いというわけではありませんが、やはり数字(合格実績)こそがものを言う世界ですから、塾選びをする人にとってはどうしても各塾の合格実績に注目せざるを得ないでしょう。

実際に各塾によって在籍している生徒の学力層や、どういった偏差値レベルの学校を狙う生徒が多いのかなどはかなり大きく異なります。

大手塾には大手塾の、個人指導塾には個人指導塾のメリットがありますし、生徒によって塾に求める目的も異なるでしょうから、一概にどの塾がベストだなんて言えないのはもちろん分かっているのですが、ここではあえて難関校~最難関校を狙う生徒が多数通う首都圏の大手塾に絞って比較してみようと思います。

首都圏のトップクラスの生徒達が狙う難関私立中高一貫校の合格実績で各塾の比較をしてみますので、首都圏においての中学受験塾として有名な、サピックス、四谷大塚、日能研、早稲田アカデミーの4校に登場して頂きます。

なお、あえて首都圏の私立中高一貫校の中でも特に偏差値が高くて人気と実力のある21校に絞って比較をしています。男子校、女子校、共学は混同して学校の偏差値順に並べてありいます。

2016年度も中学受験はサピックスの独壇場!

※注釈※ S合格者数=サピックスからの合格者、S率=全合格者に占めるサピックス生の割合、Y=四谷大塚、N=日能研、W=早稲田アカデミー

 

これは首都圏の難関私立中高一貫校へのサピックス、四谷大塚、日能研、早稲田アカデミーの各合格実績を表した表ですが、サピックスの合格実績が4校の中でも群を抜いている事がお分かり頂けると思います。

首都圏在住の家庭で中学受験を考えた時、各難関中学に毎年多くの合格者を輩出しているこの4つの塾を第一候補として、まずはこれらの中で検討してみてから個別指導塾も含めて通う塾を選ぶのが一般的です。特に偏差値の高い学校を目指すのであればなおさらです。

しかし近年はこれら4校の中ではサピックスの実績が頭1つ抜けていてますし、この表をご覧頂ければ分かるように2016年度の中学入試においてもサピックスがもう圧倒的な合格実績を出しました。

例えば、東大合格率ナンバーワンの筑波大学附属駒場中学校の合格者数の比較で見てみると、筑駒の全合格者数127名に対し、四谷大塚からは22名、日能研からは16名、早稲田アカデミーからは26名もの合格者が出ていますし、これはこれで各校とも素晴らしい実績なのですが、サピックスの85名という数字の前にはどの数字もかすんでしまうわけです。

筑波大学附属駒場中学校だけでなく、偏差値70超えの最難関の桜蔭中学校や開成中学校などを見てもやはりサピックスからの合格者の割合が凄い事になっていますね。

このような異次元の合格実績が更に翌年度の新4年生の生徒の囲い込みにも成功し、こうして首都圏領域の中学受験業界では「サピックス帝国」が出来上がりつつあるわけです。

ですから教育熱心な首都圏在住の保護者の頭の中には、「中学受験で最難関校に入れるならサピックス」という分かりやすい認識が既にインプットされていますから、他の3校がこの流れを止める事は難しいでしょう。

私は、サピックス小学部を経営する株式会社日本入試センターに不祥事でもない限りはこの構図は崩れないと思っています。

最上位クラスの生徒に合わせて進むサピックスの従業

中学受験でこれだけの驚異的な実績を出すサピックスです。

当然授業の進むスピードも早いですし、宿題量もかなり多いです。サピックス小学部も合格実績をこそ売りにビジネスをしていますから、それだけの内容の濃い教育を提供しないといけないわけです。

つまり、そのためにはトップ層の生徒達に満足して貰える授業を展開しなければいけませんし、トップ層の生徒達に「なんかサピックスの授業はレベルが低いしスピードが遅いな~」と思われたら、優秀な生徒をライバルである四谷大塚や日能研に持っていかれてしまいますから、サピックスの先生たちの目線はやはりトップ層の生徒達に向かざるを得ない事になるという事です。

彼らもビジネスなのでこれは仕方のない事ですし、当然こういった特徴には一長一短があるでしょう。

サピックスでは頻繁にクラスの入れ替えがありますから、生徒達は必死になって一番上のαクラスに入ろうと頑張るわけですし、それが1つのモチベーションにもなっているわけです。

また、サピックスは予習は一切必要なく、復習を重ねる事で学力を向上させる方針になっていますから、家庭での復習ができないと成績は全く上がりませんし、復習や家庭学習が仮にも疎かになってしまえば上位クラスでい続ける事も難しくなってきます。

ですから、サピックスで出された宿題を家庭学習するために、わざわざ家庭教師を雇う家庭も実は少なくありませんし、「うちはサピックス対策をしますよ」と大々的にうたっている家庭教師派遣会社も少なくありません。

もうここまで来れば一部のサピックスを揶揄する方々からは、「もはや志望校に合格したいのか、サピックスで上位クラスに入りたいのか、どっちか分からない」と言われるくらいですから、想像するだけでサピックスに通う生徒や保護者の熱量がこっちにまで伝わってきそうですね。

ですが1つはっきり言えるのは、家庭教師をつけてでもしっかりとサピックスの授業についていく事ができれば、それなりの難関校に合格できるだけの実力はつけてくれるという事です。

はいつくばってでも学力をつけ、難関校の合格を目指すという場合にはサピックスは良いのかもしれませんし、事実そういう生徒達が毎年毎年首都圏の最難関校の合格を勝ち取っていくのです。

学力トップ層以外の子供にはサピックスはオススメできない

しかし一長一短があると言いましたように、やはりサピックスにも無視できない悪い面はあるでしょう。

サピックスは最難関校を狙うトップ層の生徒達にとっては素晴らしい塾なのですが、誤解を恐れずに言えば難関校~中堅校を狙う生徒にとっては、学力を上げづらい塾だという事が分かります。

どのレベルのクラスにいてもサピックスの授業は最上位クラスのスピードに合わせて進行していきますから、下位クラスにいる生徒達はついていくのに必死ですし、ついていけていない生徒も多いのが実情です。(※だからこそ首都圏にはサピックス対策で食べていける家庭教師が多いというカラクリです)

ですから、残念ながらサピックスでは生徒が理解できないまま授業が進むケースも多々あるわけです。

先生達も個別に教えてあげたい気持ちはもちろんあるのでしょうが、1人の理解のために全体のスピードを遅らせる事もできないわけですから、彼らもビジネスなのである程度そこは割り切って授業を進める他ないのです。

逆に「そういった事は教育者としてできない」という信念のある先生方は、サピックスをやめて家庭教師業をしたり個別指導塾を開いたりしています。

サピックスの先生が信念がないとかそういうわけではなく、生徒達にどのような指導をしたいのかであったり、どういう指導や授業形態が自分には向いているのかというのは人それぞれですから、自分に合った道を模索すれば良いでしょう。

こうして、サピックスの圧倒的な授業スピードと毎日出される膨大な宿題量についていけなくなった生徒達は学力を上げるのはおろか、勉強へのモチベーションまで無くしてしまうのです。

成績の上がらない子供を前に、「どうして勉強しているのに成績が上がらないの!」と保護者達は悲鳴にも似た怒り声を上げ、家庭教師を雇ったり、転塾したり、個別指導塾の門をたたくのです。

これは首都圏の中学受験業界でよく見る光景でしょう。

このような現象は、子供の目標と選ぶ塾にミスマッチがあったばかりに起こってしまった不幸です。名前だけで塾を選んでしまった代償ですね。ですが幸い、早い段階であれば十分逆転が可能なので、このように塾が合わないと思った場合は早めの対策が必要なのです。

中学受験の塾選びは子供と一緒によく話し合って!

冒頭でもお伝えしましたが、中学受験での塾選びは子供の将来を大きく左右しかねない重要な決定事項になる可能性が高いですから、慎重に選ぶべきでしょう。

多くの家庭では、今の偏差値よりも少し背伸びをした学校に入学したいと考えるはずですが、中学受験で目指すべき志望校、子供の性格、親が子供の学習にどこまで関与できるかなどを総合的によく考え、塾を選ばないといけません。

例えば両親が共働きでとても子供の家庭学習の面倒を見れるような状況ではない場合、家庭学習に重点が置かれているサピックスは向いていないと言えるでしょう。

サピックスに子供を通わせている家庭では、毎回大量に配られるプリントの整理も親がやってあげている家庭が大半ですし、大量に出される宿題の中からやるべき問題を親が選んでやらせてあげる家庭も多いです。

両親が面倒を見れない代わりに家庭教師を雇って子供の面倒を見て貰うという方法はありますが、それだったら面倒見が悪いと分かっているサピックスに入るよりも、面倒見の良い個別指導塾から志望校を目指すなど、他の選択肢も十分考えられるわけですからね。

ですから塾選びは「総合的に」判断をしないといけないのです。

子供の率直な意見は重視する

「総合的」な判断の中でも最も重要視するべきなのが、子供の率直な意見です。

入塾する際にはどこも体験授業を受けさせて貰えると思いますが、体験授業を受けた際の子供の率直な感想を聞いてみて下さい。

塾を選ぶ上で大人が重要視している判断基準もいくつかあるかもしれませんが、そこで2年や3年勉強するのは子供本人です。「ここの塾の雰囲気が一番良い」「ここなら楽しく続けられそう」という子供の意見は素直に聞き入れるべきで、本人がモチベーションを保って学習を続けられるところが一番です。

本人にやる気さえあれば、あとは適切な学習環境だけ与えてあげれば良いわけですから、それは後付けで何とでもなるものです。中学受験で成功するためにはまずは志望校合格に向けて本人の気持ちがそこに向かう事が肝心です。

ですからまずは体験授業を受けた際に感じたクラスの様子や勉強に対する感触を、子供の言葉で話して貰い、それを元にして家族全員で話し合ってどこの塾にお願いするのかを決めるようにしましょう。

※難関中学の受験対策がしたいけど、
近所に良い塾がないご家庭にはこれ!

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