新型コロナウイルスの影響で子供達の自宅学習の重要性がますます増している昨今ですが、中学受験を志す小学生のいるご家庭にとっても、コロナウイルスの影響はかなり大きいですよね。
なぜなら、まず集団学習をする学習形態の進学塾には行けなくなりましたから、子供達は自宅学習だけで中学受験対策の勉強をする事になっているからです。
追記:この記事は2020年4月に書いた記事です
(※せめてもの救いがあるとすればまだ春先のこの時期で良かった事。受験直前期だったら…と思うとぞっとしますよね)
今まで、週に数回塾へ子供を預けていた親御さん達が、困惑しています。
進学塾に行けない代わりに大急ぎで家庭教師をつけているご家庭もありますが、やはり少数派ですよね。
そこでこの記事では、最近CMの影響もあって利用者が急増しているリクルートのスタディサプリを改めて取り上げてみたいと思います。
スタディサプリは中学受験を志す小学生にとって最適なのか?
中学受験を考えている親御さんは、より高いレベルの教育をお子さんに受けさせたいと考えますよね。
ですから、リクルートのスタディサプリへの第一印象で「スタディサプリで中学受験対策なんてできるのかしら…?」という不安を抱くと思います。
結論から言うと、個別の志望校対策は当たり前ですけどスタディサプリではできません。
参考記事:中学受験の勉強法※この手法で独学で難関校に合格しました。
でも個別の志望校対策ができないのは進学塾の「基礎学力コース」なども同じで、進学塾でも志望校対策はそれぞれのクラスに分かれて勉強したり、子供1人1人が志望校の過去問などで出題傾向対策をする事になりますよね。
ただ付け加えておくと、スタディサプリには「中学受験対策コース」というものもあるので、ある程度のところまではできます。
プラスで志望校の「過去問演習」は必ず個別にやらないといけない事は忘れないでください。
こういう小学生にはスタディサプリはおおいに役に立つ!
まだまだ偏差値の低いお子さんにとっては、学習意欲を持ってもらい、基礎的な学力をつけ、偏差値を向上させる点ではスタディサプリはおおいに役立ちます。
何よりもスタディサプリは小学生の子供でも楽しく勉強できるように工夫されている点が良い点ですし、その他にも、
- コロナウイルスを恐れる事なく自宅で学習できる
- 塾に比べて毎月の授業料が圧倒的低価格
- 追加テキストの購入などが一切不要(過去問は各自やりましょう)
- 講師の教え方が丁寧でトップレベルに分かりやすい
- 塾への送り迎えの必要もなくなる
- そのぶん学習時間が確保できる
などのメリットがたくさん挙げられます。
はずれの先生に当たらないのもスタディサプリならではのメリット!
スタディサプリで基礎学力をつけるのはおすすめです。
特に、これから中学受験の基礎固めをする小学校4年生・5年生にとっては、この破格の授業料のコンテンツを使って学習できるのは有難いでしょう。
このあたりの子供達をターゲットにしていた学習塾は生徒を取られて悲鳴をあげているところがたくさんあるようですが、今の子供達にとっては便利な時代になったもんです(笑)
勉強へのモチベーションを持って貰うとっかかりとして、アプリというのは今の子供には実は最適なのかもしれません。
そしてもう1つ!スタディサプリを紹介したい大きな理由があります。
この年頃の子供が勉強を好きになったり、学習意欲がわくかどうかははっきり言って先生の影響がものすごく大きいのはご存知の事だと思います。
私も小学校の頃、好きな先生と嫌いな先生とでは授業へのモチベーションが全く違った記憶があります(笑)
ですから誤解を恐れずに言うと、適当に見つけた塾に子供を通わせた場合や、知名度や実績もある進学塾に子供を通わせた場合でも、“はずれ”の先生に当たってしまったら最悪です…
子供の学習意欲はそがれ、中学受験でも望むような結果が出せない可能性が高まります。
だからこそ、算数・国語・理解・社会の各教科で有名進学塾のトップ講師を招いてオンライン授業を提供してくれているスタディサプリは、はずれくじの先生に当たる事はないわけで、その点から安心してここでもおすすめできるのです。
田舎で進学塾がない地域や、進学塾があってもあまり評判の良い先生がいない場合は、オンラインのメリットを享受する甲斐がありますね。
最難関レベルの中学受験をする子供にはスタディサプリは必要ない
逆にスタディサプリをおすすめできない(必要ない)子供もいます。
それは、既に基礎学力の定着は済ませてしまい、自分が志望する最難関中学の過去問対策をしているような小学校6年生にはスタディサプリは不要です。
例えば麻布、開成、桜蔭、女子学院などの難関中学を目指している子供達です。
この最難関偏差値レベルの中学校を目指している子供達が、学習意欲がどうのこうのと言っている時点で既に合格可能性は低いわけですからね!
でも、「じゃあ難関校を目指すすべての小学6年生にスタディサプリは必要ないのか?」と言われると、そういうわけではありません。
例えば夏休みで一気に学力をつけて偏差値をあげる子供もいますし、直前期で一気にググっと力をつけてきて高い偏差値校を狙えるレベルに到達する子供もいます。
入試直前まで子供達の可能性にはかけたいものですし、そういう意味では短期間で高速学習をするためにもスタディサプリを活用できるわけです。
あとは、
私だったら苦手科目の克服にスタディサプリを使います
それとあとは仮に私だったら、苦手科目の克服にスタディサプリを使うでしょう。
(私の子供が中学受験をする年齢だったら…という意味です)
算数が苦手だったら算数の理解度アップに「開成番長」と呼ばれる繁田和貴先生の授業がきっと役に立つでしょうし、国語が苦手だったら、進学塾での指導とは違った側面からアプローチしてくれる山崎萌先生の授業で、偏差値が劇的にアップするかもしれませんね!
このように、各科目のエキスパートの授業は苦手科目があるお子さんにとっては役に立つと思いますし、理解度を深める意味でも視聴してみると新たな発見があるかもしれませんね。
難関校の中学受験を考えている小学校4~5年生のお子さんを持つ親御さんや、既にお子さんは小学校6年生だけど、そこそこの偏差値の中学受験を考えているという親御さんは、スタディサプリをうまく活用して下さいね。