中学受験

芦田愛菜ちゃんが慶應義塾中等部入学!将来は慶大生確定?

芦田愛菜中学

子役として大活躍してきた女優の芦田愛菜ちゃんが、慶應義塾中等部に入学しました。

各種スポーツ紙の記者が捉えた、慶應義塾中等部の制服を着た芦田愛菜ちゃんをインターネットやテレビ等で目にした方も多いと思うし、あの子役の頃のマルマルモリモリの歌の印象が強いので、「すっかり大きくなったなあ」という印象を持った方も多いでしょう。

今後も中学高校の6年間で芦田愛菜ちゃんは実に様々な経験を積み、より一層素敵な女優さんになっていく事でしょう。余計なお世話だと思うので、芦田愛菜ちゃんに関してはこれくらいにしておきます。

超有名人である芦田愛菜ちゃんが入学した事で再び脚光を浴びている慶應義塾中等部ですが、一体どんな学校なのかをここで再度確認しておきましょう。

それにしても改めて思う事は、首都圏在住の子供達って、テレビで見ていた有名人とクラスメイトになれる可能性がありますからね~ 田舎育ちの私としては少し羨ましいです^^

慶應義塾中等部の偏差値は70超え!中学受験女子トップクラス

中学受験業界では「御三家」や「新御三家」という言葉があるように、男子の中学受験同様、女子でさえも近年は中学受験時に熾烈な競争が繰り広げられるのですが、慶應義塾中等部はその中でも超難関、超人気校である事をまず最初に言っておかなければいけません。

中学受験の「女子御三家」や「新御三家」について確認したい方は、こちらの記事で確認して下さい。

女子新御三家の豊島岡女子学園中学校が凄い!

 

慶應義塾中等部の女子の難関校ぶりは、四谷大塚や首都圏模試が提供する偏差値に如実に現れています。

まず四谷大塚が提供する慶應義塾中等部(女子)の合格可能性偏差値80%が70、首都圏模試が提供する合格可能性偏差値80%がなんと74なのです。

この数字の高さは、中学受験の女子最難関とされる女子御三家や女子新御三家の各学校のそれと比較してみても一目瞭然でしょう。

 合格可能性偏差値(合格率80%)  四谷大塚  首都圏模試
 慶應義塾中等部  70  74
 桜蔭中学校  72  74
 女子学院  69  72
 雙葉中学校  66  71
 豊島岡女子学園中学校  70  74
 鷗友学園女子中学校  61  66
 吉祥女子中学校  62  66

この偏差値だけで比較すると、慶應義塾中等部の女子に関しては(男子はまた違います)、中学受験業界では女子最難関だと言っても過言ではないのです。

つまり、それくらいの難関校に芦田愛菜ちゃんは合格したという事ですから、天は二物を与えるというのはまさにこういう事でしょう^^

ただもちろん、女優業を休止して猛勉強に励んだという事はここでわざわざ語らなくても明らかな事でしょう。合格の裏には彼女の相当な努力があったはずです。

一説では、なんと本格的な中学受験対策の勉強は6年生からだったとか、体育会系な授業で有名な早稲田アカデミーに通ったとか、期間の短さをカバーするために中学受験専門の家庭教師を雇ったなどとも言われていますが、真相はご家族のみぞ知るというやつですね。

芦田愛菜ちゃんは激戦の女子50人枠を勝ち取った!

慶應義塾中等部の毎年の学年の生徒数は、男子156名、女子96名です。この人数を6クラスに編成します。

ここで女子の生徒数96名と紹介しましたが、実は女子生徒の約半数が付属の慶応義塾幼稚舎からの内部進学者のため、実質の女子の毎年の定員は50名前後なのです。

この内情が、慶應義塾中等部女子の中学受験入試の偏差値をグッと上げる事に繋がっていて、女子御三家や女子新御三家にもひけをとらないほどの狭き門になっているのです。

試験科目も国語、算数、理科、社会と4教科ありますから、まんべんかく全科目を勉強しなければいけませんし、更に体育実技、面接もあるのです。まさに慶應義塾中等部の入試はごまかしのきかない関門である事が伺えますね。

6年後は慶應義塾大学にエスカレーター進学!?

慶應義塾中等部を目指す子供達の大半は、その6年先にある慶應義塾大学入学を見据えてのものでしょう。

事実、例年卒業生の大半が系列高校を経て慶應義塾大学へ入学しています。

例えば、上記図の2015年春の慶應義塾中等部卒業生245名の系列高校への進学者数は、まず男子は慶應義塾高校へ136名、慶應義塾志木高校へ12名進学し、女子は慶應義塾女子高校へ90名、慶應義塾湘南藤沢高等部へ6名、慶應義塾ニューヨーク学院高等部へ1名進学と、全員がいずれかの系列高校へ進学します。

そしてまた、2015年春の慶應義塾高校の卒業生706名のうちの686名が慶應義塾大学へと、慶應義塾女子高校の卒業生203名のうちの194名が慶應義塾大学に進学と、高校卒業後も大半の生徒がそのままエスカレーターで慶應義塾大学へと入学するのです。

要するに、慶應義塾中等部へ入学してくる生徒のほとんどが、6年後の慶應義塾大学へのエスカレーター入学を見据えて入学してくるのです。どうせ将来大学受験で慶應義塾大学にチャレンジして苦労するんだったら、中学受験でチャレンジしてしまった方が、中学入試、大学入試と、2回もチャンスがありますからね!

彼・彼女らは、最初から大学受験で東大や京大などの公立を受験する事は一切考えていないのです。

この事から予測すると、芦田愛菜ちゃんも6年後には高確率で慶應義塾大学に入学する事が予想されるでしょう。

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中学受験を目指す全ての家庭に春が来る事を祈ってます! 志望校の合格を勝ち取った後は、中学受験のその先に待っている楽しい人生を楽しみましょうね!