子供教育

小学校低学年でやらせたい!本当に役立つ子供の習い事7選

習い事サッカー教室

小学校の間は何かの習い事をさせるという家庭は多いでしょうが、今は昔と比べても習い事の種類は増えましたから、「何をやらせようかな?」と迷う親御さんも少なからずいる事でしょう。

そこでこの記事では、小学校低学年でやらせたい、子供の将来にとって本当に役立つ、これからを生きる子供におすすめの習い事を7種類紹介しようと思います。

どちらかと言うと、男の子向けにおすすめしたい習い事です。

プログラミング

アップルの故スティーブ・ジョブズ、マイクロソフトのビル・ゲイツ、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、テスラモーターズのピーター・ティール、ソフトバンクの孫正義、ライブドアの堀江貴文氏など…

列挙すればきりがありませんからこのへんで辞めておきますが、世間からの注目を集め、話題性と社会的意義のある様々な事業を展開しながら、人、物、金をダイナミックに動かし、世の中に重大なインパクトを与える人物に共通している事、それは彼らがエンジニア出身だという点です。

一昔前までは「エンジニア」や「プログラマー」という職種は、就職活動をする学生にはどうも不人気で、“オタクがやる職業”“暗いイメージしかない”というマイナスな見方をされたきたのは事実です。

しかし日本においても10年ほど前からその価値が見直されるようになり、今ではしっかりと先を見据えている学生達にとっては「身につけたいスキルNO1」にもなっているくらいでしょう。

実際に社会に出た時に、大半の人にとってビジネスの現場で本当に役立つスキルは英語力ではなくてプログラミングのスキルの方なのです。

日本人は無目的に英語を学ぼうとする人があまりも多すぎですが、残念ながら日本人の9割以上は職場においてもプライベートにおいても英語を頻繁に使う機会に出くわす事はありません。

しかし、プログラミングのスキルは違います。

プログラミングのスキルがあれば今や社内でも価値ある人財として扱われますし、小さな会社や個人で起業や副業を考えている場合は、そのプログラミングのスキルで何か新しいビジネスを始める事も可能です。

プログラミングの一定スキルがあれば、何も起業しなくともフリーランスとして仕事を引き受けて食べていく事もできますし、要するに食いぱっぐれる心配もなくなる、まさに役立てる幅が広い実用的なスキルだと言えるのです。

フィンランド、アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国などでは既に小中学校でプログラミング教育も導入されている流れを察知し、日本でも文部科学省がプログラミング教育の導入を検討している段階です。

このような背景もあって、最近では子供の習い事の人気ランキングなどには必ずプログラミング教室がランクインするようになりました。

国の動きに先駆けて、中小企業では3~4年前から小学生~高校生を対象にしたプログラミング教室を展開しており、川崎、池袋、渋谷、横浜の4校でプログラミングスクールの「Qremo」を展開する株式会社LITAKICOは有名です。

大手企業でも、教育業界における老舗の学研がプログラミング講座をスタートし、プログラミングの基礎から楽しんで学ぶ事のできる実践的な講座は、論理的思考、集中力、ITリテラシーが同時に身につく習い事として既にかなりの人気を博しています。

少林寺拳法

心・技・体という言葉がありますが、まさにこの3つを同時に修得する事ができるのが少林寺拳法でしょう。

子供に中学受験をさせて良い教育環境を与えてあげたいと思っている保護者の方も、勉強ばかりに熱心になって子供の体力をつける事を忘れてはいけません。

特に小学校低学年までは外で思いっきり遊ぶ事が重要です。

小学校低学年にあたる7歳~11歳くらいは「具体的操作期」と呼ばれていて、子供は見たり聞いたりした体験から学習するようにできていて、11歳以降になると「形式的操作期」に移行し、抽象的な概念や論理的な思考ができる脳へと変化する事が科学的に立証されています。

ですから、11歳以前の小学校低学年の子供にとっては外で元気に遊びまわる事で体力がつくばかりではなく見たり触ったりした体験から脳が鍛えられていくのです。

ですから、この小学校低学年の時期に少林寺拳法を習い、心・技・体ともに鍛えていくという考え方は非常に理に適っているとも言えるのです。

少林寺拳法を習う事で中学受験に必要不可欠な体力もつきますし、少しの事では諦めない精神力もつくのです。

そして、少林寺拳法を習うもう1つのメリットも存在します。

それは、いじめ対策です。

今の時代は先生や学校や保護者がどれだけ気を配っていてもいじめ問題を完全になくす事はできませんし、私立の学校であっても、いつどのようないじめに我が子が巻き込まれるかはわかりません。

そのような場合、やはり残念な事ではありますが、ターゲットにされやすいのが精神的にも肉体的にも弱い子供ですから、少林寺拳法で心と体を鍛える事は、いじめの防止にもつながるのです。

いじめを受けないようにするだけでなく、いじめをしている友達を見つけたら、いじめられている友達を守ってあげられるくらい、立派で強い子供に育って欲しいものですね。

そのためにも、いじめ問題が絶えない今の時代には少林寺拳法が改めて注目されているのです。

スイミングスクール

言わずと知れた、スイミングスクールです。幼い頃に近所のスイミングスクールに通ったという親御さんは多いと思います。

しかし、このスイミングスクール、小学校低学年までに泳ぎ方を習っていないと、学校の水泳の授業では泳げずに恥をかく事になりますし、何よりも大人になってから海やプールを楽しむ事ができなくなります。

よく、「〇〇ができないなんて、人生の半分損してるよ」なんて事が言われますけど、まさに泳げないカナヅチの人はこの発言に人生で何度も出くわすことになります。

当のカナヅチの本人にとってみれば、もちろん人生の半分を損しているなんて思っているわけではないでしょうけど、やはりこのような発言をされてしまうと良い気はしないものです。

それに、やはり泳げるものなら泳ぎたいでしょうし、真夏の暑い日などには友人達と海やプールで遊びたいという気持ちに駆られる事でしょう。

スイミングスクールをなぜ小学校の低学年までに習っておくべきかというと、“水”に関して一度恐怖心を持ってしまうと、大人になるに従ってその恐怖心を克服する事ができなくなり、泳げないままカナヅチの大人になってしまう可能性が非常に高いからです。

エンターテイメント寄りな説明ばかりしてきましたが、万が一、池や川などに落ちてしまうような水害事故にあってしまった場合、泳ぐ事ができれば何のリスクもないところを、ただ泳げないというだけで、そのカナヅチの人は助かる可能性が極端に低くなり、最悪の場合は命を危険にさらす事になってしまいます。

ですから、そういった無駄な危険を避けるためにも、やはり人生の中では泳げるようになっておいた方が特だという事です。

スポーツの中でも水泳によって鍛えられる筋肉が一番綺麗でしなやかな筋肉になるとも良く言われますので、子供の体力をつける上でもスイミングスクールは今も昔も人気の習い事なのです。

将棋

「将棋なんてお年寄りやオジサンがするもの」と思われがちですが、意外と最近では若い層や子供の間でも将棋の競技人口はじわじわと増えているのです。

その背景には羽海野チカさんの『3月のライオン』を初めとした将棋漫画がヒットしたという動きが多少なりとも関係しているでしょうし、漫画やゲームが大人の娯楽であった将棋への1つの入り口になっているのです。

ですから、昔ほど将棋に対する敷居の高いイメージはなくなっています。

将棋は古くから「考える力」を養う上では非常に良い“娯楽”として愛されてきましたが、最近では核家族も増えた影響で、子供達がそもそも将棋盤を目にする機会すらなくなっていたのですが、ここに来て子供の思考力空間把握能力を養えるという側面が再認識されて、習い事としての人気が出てきているのです。

将棋が好きな子供は中学受験においても算数や図形問題に強くなるという傾向もみられます。

何よりも対戦では相手に勝とうという気持ちから子供達は必死に頭をフル回転させる事にもなりますし、必死に頭をつかって戦って、結果として敗北してしまったとしても、その悔しさから学ぶものや感じる事はたくさんあるのです。

このように、受験戦争を勝ち抜くためには欠かせない、勝ち負けに対する執着心も培う事ができるのです。

また将棋の対戦中では「私語は禁止」という決まりもありますから、必然的に子供の忍耐力と集中力も鍛えられ、子供がその後の人生を生きる上での大切な姿勢も学べると考えられているのです。

将棋が強い子供というのは、俗に言う「頭の良い子供」とも言えるのではないでしょうか。将棋が強い子供で、頭の悪い子供はそうはいないという事実がそれを物語っていますね。羽生善治さんのように、天才技師に頭が悪いというイメージはありませんよね。

とにかく、相手の先の手を読みながら、今この瞬間だけではなく先の事までも考えた上での最善手を尽くすという行為は、まさに子供の脳を様々な角度から鍛えるためには最高の手段なのです。

囲碁

上記の将棋と同じ理由で、囲碁も習い事の1つとして脚光を浴びつつあります。

やはり将棋と同じく、小畑健さんの『ヒカルの碁』などの囲碁漫画が1つの入口になっているというのもあり、囲碁に対する敷居も低くなっているのです。

囲碁が少々厄介なのは、ルールや勝ち方が慣れてこないうちは複雑で難しいゆえに、パターン認識をしないと勝てるようにならない点です。

もちろん慣れてくれば勝ち負けに関する面白さや奥深さがより感じられるようになるでしょうし、将棋と同様に左脳を使った論理的思考能力空間把握能力も鍛えられます。

子供にとってのとっつきやすさで考えれば、多少将棋の方に分があります。

野球

やはり、スポーツを通して子供の体力をつけさせてあげる事は重要です。

野球に関しては仮に高校になってから本格的に始めようと思ってもそれでは遅く、やるのであれば小学生から、どれだけ遅くとも中学生からは始めないとものにならないスポーツです。

将来的にはプロ野球選手を目指すような子供ではなくても、日本の代表的なスポーツである野球で活躍できるようになればクラスの友人達の間でも人気者になれるでしょうし、体力や精神力、そして何よりも自分に対する大きな自信がつく事でしょう。

また野球を通して身につくもう1つの特筆すべきことは、上下関係です。

野球は一般的に先輩と後輩の間での上下関係をきっちりと守るスポーツですから、幼い頃からそういった上下関係を意識する習慣を身につける事で、それは大人になって社会に出てからでも存分に活かされるようになるでしょう。

先輩を敬い、後輩を思いやれる人間というものは、社会でも活躍できるようになるものですし、言い換えれば周りの人の事をしっかりと考えられる人間として気持ちの良い生き方ができる人間になれると言えるでしょう。

小学校以降、中学や高校でも野球を続ける場合、中高での野球部の過度な上下関係はいじめ問題にもつながりかねなく、保護者の間でも敏感にならざるを得ない問題ではありますが、適度な上下関係の中で生きていける術を身につけておく事はその後の人生で大きな力になるのです 。

サッカー

野球と並び、日本の二大人気スポーツのサッカーですが、小学校の低学年の頃にサッカー教室に通う生徒は昔も今も変わらず多いものですね。

サッカーも野球と同じような理由で、やはり小学校の低学年でやらせたい習い事の1つでしょう。

私も小学校の低学年から地元のサッカー教室に通っていましたが、何といってもサッカーは走り続けるスポーツですから、体力と共にそれ以上に根性がつきます。

疲れたからと言っても試合中につっ立っているとコーチに怒られますからね。サッカーは疲れていてももうひと頑張りする事の重要性を学べるスポーツです。

どれだけしんどい時でも味方が出してくれたパスを無視するわけにはいきませんし、「チームのみんなが頑張って走っているんだから自分ももっと頑張らないと!」というチームワークの精神も身につくスポーツです。

野球もそうですが、私がサッカーをやっていて勉強面でもよかったと思った事は、中学受験をしていてストレスがたまった時などには、ふらっと近所の公園に行ってサッカーボールを思いっきり蹴るだけでもストレスが紛れましたし、体と心が同時にリフレッシュできるので、ゲームなどでストレスを発散させるのとは違って子供にとってスポーツができる事は非常に良い事でしょう。

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